髪の毛が細くなる原因とは?一旦細くなってしまった髪を太くすることは可能?

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年齢とともにボリュームが失われてしまった、ハリやコシのない細い髪。

髪のボリュームが少ないと見た目が寂し気な印象になってしまい、外出が億劫になったり、気持ちが沈んでしまいがち。素敵な髪型やファッションに挑戦することにも気が引けてしまいます。

もう昔のボリュームを取り戻すことなんてできないと諦めていませんか?

女性の髪は、様々な原因で細くなってしまいます。もちろん、年齢的な要因もありますが、それ以上に、生活習慣や食事などが大きく関わっているのです。

大丈夫。細くなった髪の毛も、きちんと対処をすることで元の太さを取り戻すことは可能です。

早速、髪が細くなる原因と対処法について見ていきましょう。

女性の髪が細くなる原因とは?

女性の髪が細くなる原因には、生活習慣に起因するものから病気まで様々なものがあります。原因を見極めた上で適切な対策をとる必要があります。

栄養不足

栄養が不足すると、身体の器官の中でも髪の毛が一番早く影響を受けます。髪の毛は死んだ細胞でできており、無くなっても身体には特に影響を及ぼしません。そのため、身体を維持するために必要な栄養を摂取できない場合には、まず最初に髪の毛が切り捨てられてしまうのです。

毛根には髪の毛を作り出す毛母細胞が存在しています。毛母細胞は、頭皮に張り巡らされた毛細血管を流れる血液から栄養を得て、細胞分裂していきます。ところが、十分な栄養が得られなくなると、細胞分裂の回数が減り、髪の毛が伸びにくくなったり、細くコシのない髪質に変化していきます。

亜鉛・鉄分・銅などのミネラルが不足すると、特に髪が細くなりやすいとされています。普段から意識してビタミンやミネラルを摂取することが大切です。

また、髪の毛の90%以上はたんぱく質でできています。たんぱく質は様々な食品に含まれているので不足することは稀ですが、ダイエット中の人や粗食・菜食主義などを実践している人は十分な注意が必要です。

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睡眠不足

睡眠不足や睡眠障害により髪の毛の成長が阻害されると髪が細くなります。髪の毛を成長させる「成長ホルモン」の多くは、睡眠中に分泌されています。特に夜の10時から深夜2時のゴールデンタイムに集中して分泌されるとされています。そのため、この時間帯には眠っている状態である必要があります。

成長ホルモンは毛根にある毛母細胞の代謝を促し、髪の成長を促進させます。睡眠時間が短かったり、十分に深い睡眠が取れていない場合、成長ホルモンの分泌量が減るため髪の健康が損なわれてしまいます。夜更かしや睡眠不足で髪質が悪化したり、肌荒れを起こすのはこのためです。

血行不良

薄毛になる女性に多いのが血行不良の体質です。血行不良は肩こりや冷え性とも深い関わりがあります。

血行が悪くなるということは、毛細血管が収縮していたり、血液の粘度が高くなり(いわゆるドロドロ血)、血が流れにくくなっている状態です。血行が悪化すると、毛根に栄養が行き渡らなくなるため、髪の毛が細くなったり、薄毛になってしまいます。

血行不良をもたらす要因の一つに、肩こりがあります。肩こりが悪化すると、首や肩周辺の筋肉が広範囲で凝り固まり、血行が悪くなります。

首より上の血流が悪化するため、頭皮の血行も悪くなり、毛細血管が収縮してしまいます。すると、毛根に栄養が運ばれにくくなるため、健康的な髪の毛が育ちにくくなります。

また、運動不足も血行不良を引き起こす要因の一つです。運動不足になると、全身の筋肉を使用する機会が減り、血行が悪くなります。

眼精疲労

目の使い過ぎによる眼精疲労も頭皮の血行を悪化させます。眼精疲労は長時間のデスクワークや細かい作業などが原因で引き起こされますが、近年ではパソコンやスマートフォンを見続けることによるドライアイや視力低下も問題になっています。

眼精疲労が起こると、目の周辺にある眼輪筋が硬直し、瞼を開けづらくなります。すると、おでこやこめかみの筋肉を無理に使って瞼を動かすことになるため、周辺の筋肉が凝り固まり、血行が悪くなります。

頭皮の血行が悪化することで薄毛が進行したり、白髪が生えやすくなることもあります。

ストレス

ストレスも髪を細くする要因の一つです。ストレスを受け続けると交感神経が刺激され、毛細血管が収縮します。また、成長ホルモンの分泌が減少し、毛母細胞の正常な分裂を阻害することもあります。

最新の研究で、ストレスが体内で活性酸素を増加させ、老化を促進させることも明らかになっています。

ストレスや精神的ショックにより白髪や抜け毛、円形脱毛症などが引き起こされることは知られています。白髪や抜け毛のような大きな変化は気付きやすいですが、「髪が細くなる」という小さな変化にはなかなか気付きにくいものです。気付いたときには、毛髪がかなりボリュームダウンしているということもあります。

日々の小さなストレスの積み重なりが、髪や頭皮に影響を与えています。ストレスを溜め込まないように、適度に発散していくことも必要です。

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女性の脱毛症(FAGA/びまん性脱毛症)

男性型脱毛症(AGA)と同様に、女性にも加齢による脱毛症が存在します。

30代後半以上の女性の髪が細くなる場合、女性の脱毛症FAGAの可能性が考えられます。FAGAは、女性男性型脱毛症・Female AGAとも呼ばれます。

女性は年齢を重ねるとホルモンバランスが乱れやすくなります。女性ホルモンが減少すると、体毛が濃くなるなどの男性的な特徴があらわれます。FAGAはそういった女性ホルモンの減少による変化の一つで、男性の脱毛症であるAGAのような症状が出現することがあるのです。

FAGAになると髪が細くなり、まるで産毛のように貧弱になって、最後には抜け落ちてしまいます。

現在ではFAGAにもさまざまな治療法が確立されていますので、ご自身の体質に合った方法で治療をすすめていくことが可能です。

髪が細くなるのは薄毛の前兆!?

髪の毛が細くなるのは薄毛の前兆であるということをご存知でしょうか?髪が抜けることも問題ですが、髪が細くなるということも髪のボリュームに大きな影響を及ぼします。

髪が細くなるということは、時間をかけて毛根にダメージが蓄積されていることを示します。

髪の伸びるスピードは1日に0.3mm〜0.4mm程度とされています。つまり、今伸びている髪が以前より細くなったということは、数ヶ月〜1年以上前から少しずつ髪が細くなっていったことを示しているのです。

このように、徐々に時間をかけて髪の毛が細くなった場合、頭皮が痩せていたり、毛根が貧弱になり、細い髪の毛しか生えない体質になっている可能性があります。

そのため、以前の状態まで回復するにはそれなりに時間がかかるケースもあります。焦らずにゆっくりと対処してきましょう。

 痩せ細った毛根を回復させるための対処法は?

髪の毛が細くなるということは、毛母細胞の元気がなくなっていたり、髪の毛の土壌となる頭皮が痩せて栄養が吸収されにくくなっていることが考えられます。

細くなった髪の毛を放置していると、ますます毛根自体が痩せ細っていきます。毛根が痩せ細ると、次に新しく髪の毛が生えるまでの間隔がどんどん長くなり、最終的には髪の毛が生えなくなります。このようにして薄毛はどんどん進行していきます。

痩せてしまった毛根を回復させるためには、しっかりと毛根に栄養を届ける必要があります。

育毛効果のある食品や栄養素を摂取する

まずは、身体の内外から毛根に栄養を届けることが必要です。

毎日きちんと食事をとり、育毛効果のある食品や栄養素を十分に摂取するようにしてください。食事で摂取するのが難しい場合は、サプリメントを利用するのも効果的です。

  • 動物性たんぱく質(髪の毛の材料になる)
  • 亜鉛(髪を合成するために必要)
  • ヘム鉄(血流を良くし、毛根に酸素や栄養を運ぶ)
  • 銅(成長を促進し、髪の健康を保つ)
  • ビタミンE(頭皮の血行を良くする)

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ストレスを溜め込まない

ストレスは、頭皮の毛細血管を収縮させ、血流を悪化させます。すると、血液を通して毛根に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、抜け毛や薄毛の原因となります。ストレスはできるだけ溜め込まず、適度に解消しておくことが大切です。

一旦痩せてしまった毛根を回復させるためには長い期間を要します。早く治したいと焦るあまり、それが精神的負担になって抜け毛が増加することもあります。焦らずにじっくりと治療をすすめていくようにしましょう。

しっかりと休息を取る

育毛には質の良い睡眠が必要ですが、日々の疲れやストレスなどでなかなか寝付けなかったり、深い睡眠に入れないという人も多いようです。これは、交感神経が優位になっているため、身体がリラックスできず、睡眠に入る体勢が整っていないために起こります。

睡眠が十分に取れないと、ますますストレスが溜まりやすくなり、精神的に不安定になったり、身体の不調や病気が回復しにくくなります。

身体をリラックスさせることで副交感神経を優位にし、疲労や病気の回復、アンチエイジング、ストレス解消などにつながります。

リラックス効果を高め、副交感神経を優位にするためには、ハーブティーやアロマテラピー、部屋の明かりを薄暗くする、ぬるま湯に入浴するなどの方法があります。

寝る前にパソコンやスマートフォンを眺めることは辞めましょう。目に光を浴びることで交感神経が優位になり、余計に眠れなくなってしまいます。

育毛剤を使用する

1日3食、きちんとバランスの良い食事を採っているにも関わらず、身体に栄養が吸収されていないこともあります。これは、年齢を重ねることによる消化器官の衰えが原因です。

食事を改善してもなかなか変化が見られないこともあります。そのような場合には、市販の育毛剤を使用するのも効果的です。

育毛剤を使用することにより、頭皮から毛根に直接栄養を与えることができます。また、頭皮を乾燥から守り、老化を予防する効果も期待できます。

育毛剤を使い始めたら、すぐに効果が出なくても使用をやめないようにしてください。長い時間をかけて痩せてしまった毛根を、わずかな期間で回復させることはできません。ヘアサイクルとも関係していますので、少なくとも半年以上は使い続けて様子を見る必要があります。

育毛剤は1日2回、朝と夜に使用するようにし、夜はお風呂上がりの頭皮が柔らかいうちにしっかりと薬剤を浸透させるようにしてください。

医療機関で治療を行う

薄毛を改善するためには医療機関で治療を行うことが最も効果的です。医師の診断を受けることで、あなたの症状に最も適した治療を行うことができます。

現在では女性の薄毛治療の需要が増加し、様々な治療法が確立されています。塗り薬や飲み薬による治療の他、メソセラピー(注射)、レーザー、移植手術など多くの治療法があります。

女性専門の育毛外来もありますので、安心してご相談ください。

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