乾性フケと脂性フケの見分け方 フケのタイプ別・原因と症状、治療法

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フケには大きく分けて2種類あるということをご存知でしょうか?

乾燥したフケと、湿ったフケ。あなたのフケはどちらのタイプですか?

フケの種類によって治療法が異なります。間違った対処を行うと、フケの症状がさらに悪化する恐れもありますので、まずはフケの種類を見極めた上で適切な対処を行う必要があります。

乾性フケと脂性フケの見分け方

フケにはパラパラと乾燥した「乾性フケ」とベタベタと湿った「脂性フケ」の2種類があります。

乾性フケの特徴

  • フケがパラパラと乾燥している
  • フケが小さい・細かい
  • フケが肩に落ちてくる
  • 乾燥肌・敏感肌
  • 白っぽい色をしている

乾性フケの原因

乾性フケは、パラパラと乾燥した細かい粉状のフケのことを言います。乾性フケが発生する原因には、主に頭皮の乾燥や代謝異常、ストレスなどが挙げられます。

頭皮の乾燥は、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用によって皮脂をとりすぎたり、偏った食生活やダイエットなどによる栄養不足、運動不足による血行不良、パーマやカラーリングを繰り返すことによる頭皮のダメージなどにより引き起こされます。

また、代謝異常は、不規則な生活や運動不足、ストレス、ホルモンバランスの崩れなどによって引き起こされます。

乾性フケの治療法・対処法

乾性フケを改善するためには、頭皮の乾燥を防ぎ、代謝異常を改善する必要があります。

シャンプーは洗浄力が弱く低刺激のアミノ酸系シャンプーを選ぶと良いでしょう。フケが出るからといって洗いすぎたり、ゴシゴシこすったりすると症状が悪化します。シャンプーの使用量は少なめにして、頭皮を優しく洗うようにしてください。

ヘアスプレーやワックスなどはフケを悪化させる可能性があるため、できるだけ使用しないでください。

運動不足や血行不良は代謝異常をもたらすことがあります。毎日軽い運動をしたり、マッサージを行い、全身の血行を良くしましょう。代謝異常はストレスによっても発生しますので、ストレスは溜め込まずに適度に解消していきましょう。

質の良い睡眠と規則正しい生活が体内バランスを整えます。夜更かしをせずにたっぷりと睡眠をとりましょう。

詳しくは ⇒ 頭皮が乾燥してフケがパラパラと落ちてくるときの原因と対処法

脂性フケの特徴

  • フケが大きくて固まっている
  • フケがベタベタして脂っぽい
  • 頭皮がべたつきやすい
  • フケが髪の根元に付着している
  • 頭皮を引っ掻くと爪の中にフケの塊がこびりつく
  • フケの色が黄色っぽい

脂性フケの原因

脂性フケは、ベタベタと湿った塊状のフケが発生するのが特徴です。湿り気があるため、あまり肩に落ちてくることはなく、髪の毛の根元に付着しています。爪で頭皮を引っ掻くと、ベトベトしたフケの塊が爪の中にこびりつきます。

脂性フケが発生する主な原因は、皮脂分泌の増加皮膚常在菌の繁殖です。

皮脂の分泌が増加するのは、ホルモンバランスの崩れ、自律神経の乱れ、食事、お酒、ストレスなどが挙げられます。男性ホルモンは皮脂の分泌を増加させる作用があるため、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが増加すると皮脂の分泌量が増加します。

脂っこい食事や油分の多い食事ばかりとっていて、ビタミンの摂取が不足すると皮脂分泌の増加につながります。睡眠不足や運動不足により自律神経が乱れることで皮脂分泌に異常をきたす場合もあります。

また、皮膚常在菌であるマラセチア菌が繁殖している恐れもあります。悪化すると脂漏性皮膚炎を発症します。脂漏性皮膚炎は、一旦発症すると根治することができない病気ですので、予防していくことも大切です。

脂性フケの治療法・対処法

脂性フケを改善するためには、バランスの良い食生活と規則正しい生活を送ることが必要です。皮脂の分泌を抑え、正常化させるためにはビタミンB6・B12が多く含まれた緑黄色野菜をたっぷりと摂取しましょう。毎日の食事で摂取することが難しい場合には、サプリメントを利用してもかまいません。

過度の飲酒は脂漏性皮膚炎の原因の一つといわれており、フケの症状が悪化します。お酒の飲み過ぎは控えましょう。また、激辛料理や食品添加物が多く含まれた加工食品もできるだけ控えるようにしましょう。

ホルモンバランスや自律神経を整えるためには、質の良い睡眠をとり、適度な運動をすることが役立ちます。ストレスは溜め込まずに適度に発散させると良いでしょう。

髪の毛を洗うときには、市販のシャンプーではなく脂性フケ専用のシャンプーを使う必要があります。脂性フケはマラセチア菌が関係している場合が多いのですが、市販のシャンプーでは皮膚常在菌を殺すことができません。フケを除去したいと思うあまり、シャンプーを使いすぎたり、日に何度も髪を洗ったりすることもやめましょう。皮脂分泌のバランスが崩れ、症状の悪化につながります。

詳しくは ⇒ 頭皮がベタベタして湿ったフケが出る原因と対処法

脂性フケとマラセチア菌の関係

皮膚常在菌であるマラセチア菌が頭皮に増殖すると、皮膚に炎症が起きたり、ベタベタするフケが大量に発生します。悪化すると脂漏性皮膚炎を発症します。

皮膚常在菌はだれの皮膚にも存在するものであり、普通に存在している分には良い影響をもたらすこともあります。しかし、常在菌のバランスが崩れ、異常繁殖すると、身体に悪影響をもたらします。

マラセチア菌が頭皮で増加すると、皮脂を分化するときに発生する遊離脂肪酸によって、頭皮が炎症を起こします。脂漏性皮膚炎の症状は、赤いかさぶた状の炎症や湿ったフケが特徴です。

脂漏性皮膚炎は、一旦発症すると悪化と改善を繰り返しますが、一生根治させることはできないといわれています。そのため、まずは発症しないように予防することが大切です。

フケの症状が酷い場合は病院へ

フケの種類がどちらか分からない場合や、フケの症状が酷い場合は、症状が悪化する前に病院で診察を受けましょう。

フケの症状は、正しい食生活や治療により改善しますので、不安になりすぎないようにしてくださいね。

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