父親がハゲ・薄毛の家系なら、女性でも遺伝で髪が薄くなりやすいの?

molecule

薄毛になってしまった男性が「遺伝だから仕方がない」とか、「親族一同ハゲの家系だ!」などと嘆いているのをよく耳にします。

確かに男性の薄毛が遺伝しやすいのは周知の事実です。

では、女性の薄毛も少なからず遺伝の影響があるのでしょうか?

このページをご覧になっている方の中には、薄毛家系で不安になっている女性も多いと思います。

たとえ遺伝であっても、ちゃんと対処の方法はありますのでご安心くださいね。

今回は、女性の薄毛と遺伝の関係についてご説明します。

女性の薄毛は男性より遺伝の可能性が低い

男性は、両親のどちらかに薄毛遺伝子があれば、遺伝する可能性があります。

ヒトは、誰もが持っている常染色体とは別に、男性はXY、女性ならXXという異なる染色体を持っています。この遺伝子が、男女それぞれの性を作り上げるわけです。

母親からは、必ずX染色体を受け継ぎます。父親からY染色体を受け継いだ場合、子はXYで男性になります。一方、父親からX染色体を受け継いだ場合、子はXXで女性になります。

実は、X染色体とY染色体は、対等ではありません。

X染色体には2〜3000もの遺伝子が含まれているのに対し、Y染色体にはせいぜい数十個の遺伝子しか含まれていないのです。

男性はXYですので、母親から受け継いだX染色体が遺伝子の情報のほとんどを占めています。そのため、母親と息子が似るというのも納得の事実なのです。

一方、女性はXXですので、両親からそれぞれX染色体を受け継いでいます。しかし、女性のX染色体に関しては、父親からの影響を強く受けます。そのため、娘は父親の方に似ることになります。

これを踏まえて、薄毛の遺伝子がどのように引き継がれているかを考えてみると、男性の場合は母方から強い影響を受けていることがわかります。隔世遺伝があるとすれば、母方の祖父母から影響を受けることが多いと考えられます。

これに対し、女性の場合は、両親ともに薄毛の遺伝子を持っている場合に、この特徴が受け継がれる可能性があるようです。

そのため、男性よりも女性の方が、薄毛が遺伝する確率は低いのです。

びまん性脱毛症と男性型脱毛症(AGA)の関係

実は、びまん性脱毛症と男性型脱毛症(AGA)の原因はほぼ同じで、男性ホルモンの影響によるものと言われています。

女性の場合、女性ホルモン(エストロゲン)が多く分泌されているため、通常であれば男性ホルモンの影響はごくわずかです。

しかし、なんらかの原因でホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの影響力が強まり、薄毛や抜け毛などの症状を引き起こしてしまいます。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

びまん性脱毛症の原因と対処法

びまん性脱毛症の原因と対処法・治療法については、こちらで詳しくまとめています。

親から子へ受け継がれる「習慣」の影響

image

遺伝かどうかを見分けるのが難しいという考え方もあります。

家族は似たような食生活や習慣を長年営み続けていることが多いため、身体的特徴や健康状態が似ている傾向があります。

例えば、漁師の家系と医師の家系では、全くと言っていいほど食生活や生活習慣が異なるでしょう。

知らず識らずのうちに、髪に良くない習慣・健康を害するような習慣を続けているケースもあります。

新鮮な魚介類や野菜をいつも食べている家庭と、揚げ物や加工食品が多い家庭。就寝時間が早い家庭と遅い家庭。スポーツをする家庭と、全くしない家庭。

タバコを吸うかどうか。お酒を飲むかどうか。お菓子を食べることが多いかどうか。こういった嗜好も親子間で似ていることが多いです。

家庭のあり方も、脈々と受け継がれていきます。例えば、喧嘩が多いとか、親が厳しい家庭で育った子は、大人になってから似たような家庭を築く傾向にあります。こういった家庭ではストレスも多くなりがちで、健康に影響することも考えられます。

このように、たとえ親兄弟が薄毛だったとしても、それだけで遺伝子による影響だと断定することはできません。長年の生活習慣が原因となっている可能性も大いにあるのです。

遺伝子が同じはずの双子でも老化に差が出る!?

image3651

遺伝がどのように影響を与えるのかについては、双子を対象とした様々な研究が行われています。

幼い頃に離れ離れになった双子は異なる環境で成長しても似た容姿をしているという研究結果がある一方で、たとえ双子でも環境や生活習慣によって老化の進行に差が出ているという研究結果もあります。

これから研究が進めば、また新たなことが解明されてくるかもしれません。

同じ遺伝子を持っているはずの双子でも、外部からの要因で全く外見が変わってしまうことに関して、私の身近な例を一つご紹介します。

私には10年来の知り合いになる双子の女性がいます。

彼女たちは現在50代半ば。知り合った当初は見分けがつかないほどよく似た外見をしていました。

二人は元々年齢の割に若く見える方たちでした。お肌がきめ細かく綺麗で、年下の私も羨ましく思っていたほどです。

しかし、今では「年の離れた姉妹」と勘違いしてしまうほど二人の外見には違いが出ています。到底、双子には見えないのです。

双子のうちの一人は相変わらず若々しく、お肌にはハリがあり、髪にもボリュームがあります。

しかし、もう一人はしばらく会わないうちにお肌がしぼんでシワが増え、髪のボリュームが減り、全体的に白髪が目立つ姿になっていました。

お話を聞くと、仕事上で責任ある立場につき、ストレスや睡眠不足が重なって健康状態にも不安があるのだそう。

女性の管理職なので、男性社会の中ではきっと苦労も多いのだろうと思います。

この一例だけで結論づけることはできませんが、老化の速度や健康状態は、遺伝だけでなく生活習慣やストレスなど他の要因によっても少なからず影響を受けているはずです。

どうせ薄毛は遺伝だから仕方がないなんて諦めず、食事や生活習慣の改善に取り組むことが大切です。

ストレスで髪が抜けるメカニズムと解消法

薄毛遺伝子を調べる方法

image

身内に全く薄毛の人がいない場合はともかく、親や祖父母に薄毛の人が多い場合には、遺伝の可能性も十分考えられます。

薄毛の原因が遺伝なのか、はたまた別の原因があるのか、きちんと調べておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。

原因が分かれば、正しい対策を立てやすいですしね。

薄毛が遺伝によるものかどうかを調べるためには、育毛外来で遺伝子検査を受ける方法があります。これは唾液を採取するだけの簡単な方法です。

また、薄毛治療の前には血液検査を行い、各数値を調べます。

こういった検査には通常2万円〜の費用がかかります。

なお、びまん性脱毛症の治療は保険適用外で自由診療ですので、全て患者の実費となります。

びまん性脱毛症は病気ですが、髪の毛は無くなっても生命維持に支障がないため、現在のところごく一部の例外を除き、保険の適用はありません。

また、治療法も様々で、病院によって料金にも差があります。

育毛外来に通うなら、治療費が最もリーズナブルで明確に表示されている東京ビューティークリニックがおすすめです。

全国展開していますので、地方にお住いの方でも治療に通いやすいと思います。

こちらでは期間限定で血液検査無料キャンペーンを行なっていることがありますので、時々チェックしてみてください。

▶︎ 東京ビューティークリニック(公式サイト)

シェアする

フォローする