髪の毛が大量に抜ける様々な原因とは?栄養不足やシャンプー、病気の可能性もあり

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ある日突然髪の毛がごっそりと抜け始めたら、一体どのように対処すればいいのでしょうか?

大量の抜け毛を目にして、「もしかしてこのまま禿げてしまうのでは?」と不安や恐怖を感じている人もいるかもしれません。

  • 枕に大量の髪の毛が落ちている
  • シャンプーをしたら髪がごっそり抜けた
  • このくらいの抜け毛の量って普通?それとも異常?
  • 髪の毛が大量に抜けたら、一体どう対処するべき?
  • 1日に抜ける髪の本数はどれくらいなら正常?

髪の毛が大量に抜ける原因は一体何なのでしょうか?また、抜け毛が発生した場合にどう対処すれば良いのでしょうか?

ここでは、髪の毛が大量に抜ける主な原因や適切な対処法についてご紹介します。

髪の毛が大量に抜ける様々な原因とは?

髪の毛が突然大量に抜けはじめた場合、主に以下のような原因が考えられます。それぞれの原因に合わせた対処を行いましょう。

抜け毛が発生しやすい季節

抜け毛の季節になると、髪の毛がいつもよりも多く抜けることがあります。1年の中で抜け毛が最も増加する季節はです。また、も比較的抜け毛の多い時期とされています。

そのため、もし抜け毛が増加している季節が秋(もしくは春)なら、自然現象である可能性が高いといえます。多少抜け毛が多くても、自然脱毛であれば髪の毛は正常に生え変わりますので心配する必要はありません。

ただし、抜け毛の量が数百本を超えているようであれば、脱毛症を引き起こしている可能性もあります。早めに病院で診察を受けましょう。

⇒ 抜け毛の季節があるってホント?髪が抜けたらどう対処すればいい?

シャンプーの成分

シャンプーが体質に合わない場合、洗髪するたびに抜け毛が増加することがあります。シャンプーの銘柄を変えてから急に抜け毛が増加したり、頭皮に痒みやかぶれなどの異常が見られるような場合には、すぐにご使用をおやめください。

肌に合わない成分が頭皮に浸透すると、炎症を起こしたり、抜け毛や白髪など様々な頭髪トラブルを引き起こします。特に敏感肌の人は、刺激の強い成分が多く含まれたシャンプーはできるだけ避けた方が良いでしょう。

もう一つ注意したいのが、合成界面活性剤の種類です。市販の低価格帯のシャンプーの多くには「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」などの合成界面活性剤が使用されています。これらは低コストで泡立ちやすいというメリットがある反面、洗浄力が強力で、粒子が細かく頭皮に浸透しやすいというデメリットもあります。

洗浄力が強いシャンプーを使い続けると、頭皮に必要な脂分や水分が奪われてしまうため、皮膚の老化を促進する原因にもなります。

干涸びた畑からは立派な農作物が育たないように、痩せて水分が失われた頭皮からは健康的な髪の毛は育ちません。年齢に合わせたソフトな洗浄力のシャンプーを選んでいくことも大切です。

⇒ シャンプーに含まれるラウリル硫酸ナトリウムの危険性と頭皮へのダメージとは

ヘアカラー剤によるアレルギー

白髪染めなどのヘアカラー剤にはパラフェニレンジアミン(PPD)という合成化学染料が含まれています。実は、このジアミンという染料は、単体では劇薬に指定されている国もあるほど危険な成分なのです。

ジアミンが含まれたヘアカラー剤を使用し、アレルギーを引き起こした事例が非常に多いため、消費者庁や消費者安全調査委員会なども注意を促しています。

ジアミンアレルギーの症状には、皮膚のかゆみや炎症、腫れ、ただれなどが挙げられます。時には皮膚が顔がパンパンに腫れ上がったり、アナフィラキシーショックを起こし呼吸困難などの重篤な症状を引き起こすこともあります。

アレルギーを引き起こす成分はジアミンだけではありません。金属アレルギーによって円形脱毛症を引き起こし、頭髪がほとんど抜け落ちてしまった事例もあります。円形脱毛症の場合はアレルギーやアトピー、自己免疫疾患とも深い関わりがありますので、心当たりのある方はお早めに医師にご相談ください。

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薬の副作用

多くの人には安全な薬であっても、体質によっては思わぬアレルギーや拒否反応が起こることがあります。

病院で処方された薬を服用した途端に大量に脱毛し、そのまま多発型円形脱毛症に進行した事例があります。

まだ科学的には実証されていませんが、鎮痛剤などを常用することで抜け毛や白髪が増えるという意見もあります。

薬と身体の相性もありますので、体調の変化を注意深く見守る必要があります。

強い精神的ストレス

強い精神的ストレスを受けると、その3~4ヶ月後に突然大量に髪の毛が抜けることがあります。このような抜け毛は、後に円形脱毛症に発展することもあります。

精神的ストレスによって抜け毛が起こるメカニズムについては、その全貌が明らかになっているわけではありませんが、自律神経の乱れに関係があると考えられています。

ストレスを受けることで交感神経のみが活発に働くようになり、毛細血管が収縮するため、毛根に栄養が行き渡らなくなるのです。

元々円形脱毛症を引き起こしやすいアレルギー体質の人や自己免疫疾患を患っている人は、ストレスを引き金として円形脱毛症を発症し、症状が悪化することもあります。

ストレスは身体に様々な病気をもたらします。ストレスを溜め込まないこと、適度に発散していくことが大切です。

軽いストレッチや運動、アロマテラピー、心地よい音楽、ぬるま湯での半身浴などが副交感神経を優位に働かせると言われています。

⇒ ストレスが女性の薄毛の原因に!ストレス抜け毛を改善する方法は?

栄養不足

過度のダイエットや偏食、摂食障害などで栄養不足を引き起こした場合、抜け毛が大量に発生することがあります。髪の毛は、毛根付近にある毛母細胞が分裂することで作られていきますが、ここに栄養が運ばれないと健康的な髪の毛は作られません。

女性に不足しがちな栄養素が、鉄分や亜鉛です。これらのミネラルは、髪の毛を生成するために必要な成分であり、不足すると抜け毛の増加や髪質の悪化などの悪影響をもたらします。

髪の毛は無くなっても命に関わりのない部分ですので、身体の栄養状態が悪化すると、真っ先に切り捨てられてしまいます。栄養バランス健康を考えた健康的な食生活を送ることが大切です。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は自己免疫疾患の一つです。甲状腺機能低下症を発症すると、抜け毛が増え、薄毛に進行することがあります。まずは病気の適切な治療を行うことが必要です。

甲状腺機能低下症は、20代〜40代の女性に多い病気です。年齢が若いのに抜け毛が増えた場合、知らないうちにこの病気を発症していたということがあります。主な症状としては、倦怠感、無気力、乾燥肌、むくみ、抜け毛の増加などが挙げられます。

病気が改善することで抜け毛は自然に止まり、徐々に薄毛は改善することが多いようです。ただし、薄毛になりやすい体質に変化してしまうこともあります。この場合は甲状腺疾患の治療とは別に薄毛の治療を行っていく必要があります。

びまん性脱毛症

女性特有の脱毛症が、びまん性脱毛症です。びまん性脱毛症は、主にホルモンバランスの乱れや頭皮の血行不良などが原因で引き起こされます。

女性ホルモンは20代半ばにピークを迎え、30代で徐々に減少していき、40代になると一気に下り坂になります。このような女性ホルモンの減少により、男性ホルモンの影響力が増した結果、男性と同じような薄毛の症状が女性にも起こります。

女性ホルモンの減少は、加齢によるものばかりではありません。出産、ピルの影響、ストレス、睡眠不足、栄養不足、不規則な生活など様々な原因で生じます。そのため、20代の若さでびまん性脱毛症を発症する人もいます。

 

抜け毛が増え始めたら、まず行うべき対策とは?

抜け毛が気になり始めたら、症状が進行してしまう前に、早めに薄毛対策をしましょう。女性の薄毛は毎日の生活習慣で改善するケースもあります。規則正しい生活や十分な睡眠、ストレスの解消、頭皮マッサージなど、自分で出来る対策をやってみてくださいね。

食生活を見直す

髪の毛は、私たちが毎日食べているもので作られています。乱れた食生活を送っていると栄養が偏り、健康的な髪の毛は作られません。髪に必要な栄養素を十分に摂取しましょう。

タンパク質 髪の主成分となる
亜鉛 髪の成長を維持する、皮膚の健康を保つ
酸素を身体中に運ぶ
パントテン酸 皮膚や髪の毛を健康に保つ
ビオチン 皮膚や髪の毛を健康に保つ
ビタミンE 血管を拡張する、抗酸化作用

⇒ 髪にいい食べ物12個・弱った頭皮と髪の毛を改善するために必要な栄養素とは?

このような栄養素は食事から摂取するのが望ましいのですが、忙しい方はサプリメントなどをうまく活用してみましょう。

髪にいい栄養素をバランスよく配合した毛髪サプリメントも販売されていますので、手軽に試してみるのもおすすめです。

シャンプーをアミノ酸系に変える

洗浄力の強いシャンプーを使い続けると頭皮の老化が早まってしまいます。毎日使うシャンプーだからこそ、頭皮にいいものを選ぶべき。

シャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分が入ったものを選ぶようにしましょう。洗浄力が強すぎず、髪や頭皮の成分にも近いので、使い続けることで差が出てきます。

年齢を重ねると頭皮の水分量や皮脂の分泌量が減っていくので、ソフトな洗い上がりのものを使うようにしてください。

育毛剤を使用する

抜け毛が気になり始めたら、できるだけ早めに育毛剤で頭皮ケアを始めましょう。育毛剤は、髪のボリュームが減ってから使い始めても、効果が出るまでに時間がかかります。症状が進行する前に、予防的に使い始めるのが正しい方法です。

女性の方は、男性用育毛剤を使用しないように注意してください。女性が使用すると副作用を起こす危険があります。必ず女性用もしくは男女共用と記載されているものを選ぶようにしてください。

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