女性のストレス抜け毛は改善できる!ストレスによる薄毛のメカニズムと治療法

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「ストレスは万病のもと」と言われるとおり、大きなストレスというのは性別や年齢に関係なく、決していいものではありません。

今、女性でもストレスが原因で薄毛になっているという人が増えています。

実は、かくいう私もストレスにとても弱い体質で、色々な悩みやストレスでごっそりと髪の毛が抜けてしまった経験があります。

ブラッシングやシャンプーで、ずるっと抜けた大量の髪の毛を目にした時のあの絶望感…。

同じようなお悩みを抱えている女性も多いのではないでしょうか?

今回は、ストレス抜け毛のメカニズムと対処法・治療法についてご紹介していきます。少しでもご参考にしていただけますように。

ストレスが原因で薄毛になる女性が増加中!

今、ストレスが原因で薄毛になるという女性が多くなっています。

働く女性であれば仕事や職場でのストレス、家庭に入っている女性であれば家庭や育児でのストレスなど、それぞれの活躍する場所で何かしらのストレスを受けることになります。

特に近年では子育てをしながら働く女性が増え、あらゆる種類のストレスが降り掛かっているという人も少なくありません。

女は家庭を守るものと考えられていた昔と比べると、女性の社会進出でより多くの不安や葛藤が増えたという感じがしますよね。

適度なストレスであれば人生をより豊かなものにしてくれるのですが、大きなストレスは心の面でも身体の面でも大きな害を及ぼすようになります。

ストレスから心の病、身体の病となってしまう方も多く、そのような症状の中のひとつに薄毛や抜け毛もあります。

女性にとって髪の毛は特別なものです。

薄毛になってしまうこと自体がまたストレスとなり、悪循環となってしまうことも珍しくありません。

症状の悪化を防ぐためにも、「なんで自分だけ・・・」と自分を追い詰めたり、悲観しないようにしてください。

ストレスで髪が抜けるメカニズムを簡単に解説

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一体なぜストレスで髪の毛が抜けてしまうのでしょうか?

まだはっきりとしたメカニズムについては解明されていませんが、以下のような説が考えられています。

ストレスは毛母細胞を攻撃する

髪の毛は死んだ細胞でできていますが、根っこにある毛根の周囲には生きた毛母細胞があります。

強いストレスを受け続けると、自己免疫機能に異常が生じ、本来は害がないはずの自らの組織である毛乳頭細胞や毛母細胞を攻撃するのではないかと考えられています。

ストレスはホルモンバランスの崩れを引き起こす

ストレスはホルモンバランスの崩れを引き起こします。

女性の場合、ストレスによって女性ホルモンの分泌が低下し、それによって髪の毛が細くなってしまったり、抜け毛が増加してしまうのです。

もともと女性ホルモン(エストロゲン)は髪に深く関係しているホルモンです。

エストロゲンは美しく健康的な髪を作る働きがあると言われており、エストロゲンの作用によって髪を作る幹細胞や頭皮が作るコラーゲンなどの生成の促進がなされていきます。

また、女性の髪の成長期は4〜6年であり、男性の髪の成長期(3〜5年)に比べて長いのも、女性ホルモンの働きによるものと考えられています。

そのため、ホルモンバランスが崩れると抜け毛の増加を引き起こす原因となります。

ストレスは自律神経の乱れを引き起こす

ストレスが自律神経の乱れを引き起こすというのも有名な話です。これが巡り巡って抜け毛の増加につながります。

ストレスにより自律神経が乱れると、交感神経が優位に働くようになります。

交感神経は、活発に活動しているときや緊張状態で働く神経です。

例えば、動物が獲物を狩る時や、追われて必死に逃げる時に働く神経だといえば分かりやすいでしょうか。

身体はいつでも反応できるように筋肉が固くなり、血管は収縮し、感覚は敏感になります。小さなことでイライラしやすくなるのも交感神経が働いているときです。

これに対し、副交感神経は、リラックス状態にあるときに優位に働きます。

寝る前やご飯を食べた後などにゆったりとした気持ちになりますよね。このとき副交感神経が優位に働いているのです。

ストレスを感じると、自律神経の切り替えがうまくいかなくなり、交感神経ばかりが優位に働くようになります。

交感神経が優位に働くようになると、筋肉が凝り固まってしまい、抹消血管が収縮するため、全身の血流が悪化します。

血流が悪化すると、毛根に酸素や栄養が届かなくなります。

そのため、生えている髪は抜けやすくなり、新しく生えてくる髪も弱々しくなり、簡単に抜け落ちてしまいます。

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ストレスによる抜け毛・薄毛は、このようなホルモンバランスの崩れと血流の悪化によるものが大きな原因となっています。

一つの原因だけではなく、様々な要因が組み合わさって抜け毛を引き起こしていると考え、有効な対策をとっていきましょう。

絶対にやってはいけないストレス解消法

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ストレス解消のつもりでやっていることが、実は逆効果になる場合もあります。

例えば、ドカ食い甘いものを大量に食べることは絶対にNG。

満腹中枢が麻痺するとストレスが解消しないどころか、いくら食べても満足できなくなったり、食のバランスが崩れて抜け毛が悪化する可能性もあります。

また、砂糖には脳内麻薬を分泌させる作用があるため、甘いものを食べすぎると砂糖依存症を発症することもあります。

砂糖を食べると幸せな気分になり、一時的にはストレスが解消されたように感じるかもしれません。

しかし、糖分が不足すると禁断症状を引き起こし、イライラしたり泣き喚くなど恐ろしい精神状態になってしまいます。

「食」は、育毛にも深く関わる重要な要素ですので、おろそかにしないようにしましょう。

もう一つ避けたいのが、物を買うことでストレスを解消するという方法。

こちらも買い物依存症を引き起こし、現状がより悪化してしまう可能性があります。

どちらの方法にも言えることですが、ストレスによる欲求を別のことで満たそうとしても、決して満足することはありません。

正しい対処法でストレスを処理し、現状に立ち向かうしか方法はないのです。

正しい自律神経の整え方とストレス解消法

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ストレスによる抜け毛・薄毛の改善方法に進む前に、まずは正しいストレス解消法を知っておきましょう。

まずは自律神経を整え、ストレスに耐えられる身体作りをしていくことが大切です。ストレスが溜まっていると感じたら、その都度発散していきましょう。

ストレスを発散する方法は様々ですが、やはり運動をするのが最も効果的。身体を動かすことで筋肉をほぐし、自律神経を正常に導きます。

「筋トレをしたら鬱が治った」という話を耳にしたことがあります。

体を動かすことで脳内物質が多く分泌されるようになり、ポジティブシンキングができるようになるのです。

また、ウォーキングやランニングなど、軽い有酸素運動も効果的です。この反復運動がマイナス思考を排除し、心を正常に導いてくれるのだとか。

お笑い番組やコメディー映画を見て、心の底から思いっきり笑うのもおすすめです。笑うことで幸福感を得られる脳内物質であるセロトニンを分泌させ、精神的ストレスを軽減します。

趣味に熱中したり、適度なお酒を嗜んだり、カラオケや気の合う友人たちとのお喋りにもストレスを解消する効果があります。

ここからは、自分でできる簡単なストレス解消法をいくつかご紹介します。

腹式呼吸

通常、自律神経は無意識に働くものですので、コントロールすることはできません。しかし、腹式呼吸を行うことで、副交感神経を優位にすることができます。

腹式呼吸を行う際は、おへその下の5cmあたりにある丹田という部分に意識を集中させましょう。

丹田を鍛えると、脳に神経伝達物質であるセロトニンが分泌されます。

セロトニンには精神を安定させる働きがあります。心が安定し、いかなることにも動じない精神を持つことができるようになります。

また、セロトニンには集中力を高める働きや、痛みや不安・ストレスを感じにくくする働きがあります。

丹田を意識しながら、息を吸いながらお腹を膨らませ、吐きながらお腹を引っ込めます。これを、気持ちが落ち着くまで何度も繰り返してください。

以前はストレスを感じやすい体質だった私も、腹式呼吸を毎日実践しています。腹式呼吸は免疫力を強化してくれるため、心だけでなく身体にも良い方法です。

ぬるま湯で半身浴

ぬるま湯に40分ほどつかり、半身浴をするのもおすすめです。大体38℃から40℃のぬるめのお湯にじっくりとつかることで、副交感神経が優位になります。

熱いお湯につかると気持ちがいいのですが、ストレスを感じている時には避けましょう。熱いお湯は交感神経を刺激するので、逆効果になってしまいます。

お茶やコーヒーを避ける

緑茶や紅茶、黒烏龍茶、コーヒーにはカフェインが多く含まれています。

このカフェイン、脳を覚醒させる働きがあるため、自律神経にとってあまり良いものではありません。

神経過敏になってしまったり、イライラが促進されてしまう恐れもあります。

おすすめの飲み物はほうじ茶や麦茶、ハーブティーです。

普段カフェインを摂りすぎだなと感じたら、ぜひ飲み物を変えてみてくださいね。

寝る前に部屋を薄暗くする

寝る時間の30分くらい前から部屋を薄暗くしておくと、自然に入眠できるようになります。昼間は明るく、夜は暗いという自然の摂理を実践することで、自律神経が整いやすくなります。

育毛には質の良い睡眠が必要不可欠。ぐっすりと眠ることで成長ホルモンの分泌を促しましょう。

寝る前にスマホを見ない

寝る前にスマホをいじる癖のある人は要注意。

スマホの明るい光が目に入ると、脳が昼間だと錯覚してなかなか寝付けなくなります。すると、自律神経が乱れ、ストレスが溜まりやすい身体になってしまいます。

寝る前には部屋の明かりを薄暗くして、静かな音楽を聴きながらゆったりと過ごすようにしましょう。

ストレスによる抜け毛・薄毛を回復させるための対策・治療法とは?

さて、ここからはストレスによる抜け毛を回復させる対策についてご紹介します。

ぜひ実践してみてください。

頭皮マッサージをする

ストレスにより、全身の毛細血管が収縮し、血行が悪くなることは既にお伝えしましたね。

この血行不良が薄毛や抜け毛の大きな原因となります。

頭皮の血行を良くするためには、頭皮マッサージが効果的。

ストレスが溜まっている人ほど頭皮が凝り固まっている傾向があります。全く動かないという方も多いのでは?

頭皮をマッサージする時には、こすったり、強く揉んだりするのはNG。

頭皮全体をぐるぐると動かすように揉みほぐしてみてください。

最初は動かなくても、徐々に可動範囲が大きくなっていきます。次第にまるでカツラのように大きく動かせるようになります。

頭のツボを優しく刺激するのもおすすめです。

頭皮マッサージは、入浴後の頭皮がしっかり温まっているときに行うとより効果が高まります。蒸しタオルなどで頭皮を温めても良いでしょう。

ストレスを軽減する栄養素を摂取する

ストレスは身体に様々な負担をもたらしますが、それにより、ある特定の栄養素を過剰に消費します。

  • タンパク質
  • カルシウム
  • 鉄分
  • 亜鉛
  • ビタミンC
  • ビタミンB群

これらの栄養素を意識的に摂取することで、ストレス耐性のある身体作りをしていくことができます。

とくにミネラル類は、不足するとイライラ・倦怠感・不安感・気分の落ち込みなど、精神的にも悪影響を与えます。

また、亜鉛、鉄分、銅などのミネラルや、ビタミンBの一種であるパントテン酸などは、不足すると抜け毛や薄毛、髪質悪化、白髪などを引き起こすことが明らかになっています。

これらの栄養が不足しないように、食事やサプリメントでしっかりと補給しましょう。

育毛剤を使う

ストレスによる抜け毛が起こる大きな原因は、頭皮の血行が悪化し、毛根に栄養が行き届かなくなることです。

抜け毛を改善するためには、直接毛根に栄養を浸透させる育毛剤を使用するのが効果的です。

育毛剤にはさまざまな種類がありますが、くれぐれも男性用育毛剤を購入しないように注意してください。

男性用の育毛剤には、女性が使ってはいけない成分が含まれていますので、副作用を起こす恐れがあります。

女性の方が使う場合には、必ず女性用育毛剤(または男女両用)と記載されているものを選ぶようにしましょう。

びまん性脱毛症の原因と対処法

薄毛は壮年男性の病気というイメージがありますが、女性でも様々な原因により薄毛になることがあります。

女性の方で抜け毛が多い場合、びまん性脱毛症の可能性があります。

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