ダイエットや偏食で抜け毛が激増する理由はたんぱく質不足!対処法は?

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外見を良くしたいというのは、女性なら誰しも持ったことのある願望ではないでしょうか?

痩せたい、スタイルが良くなりたいと願うあまり、過激なダイエットや食事制限を行い、健康を害して病院を訪れる人もいます。酷い場合、髪の毛が大量に抜け落ちて薄毛になってしまう女性もいます。

本来なら外見を良くするために行ったはずのダイエットで薄毛になってしまったら元も子もありません。

なぜダイエットで抜け毛や薄毛を引き起こしてしまうのでしょうか?その原因と、健康的な正しいダイエット方法について考えてみましょう。

ダイエットや食事制限で急激に薄毛が進行する理由

女性の薄毛の大きな原因の一つに栄養不足があります。この栄養不足を引き起こすのがダイエットや食事制限、偏食なのです。

流行りの「○○だけダイエット」をやったことのある女性も多いのではないでしょうか?バナナだけ、リンゴだけ、キャベツだけなど、一品ダイエットの多くが低カロリーの野菜や果物に焦点を当てて、ただそれだけを食べ続けるという内容です。

しかし、見て分かる通り、一品ダイエットは非常に栄養の偏りが大きく、身体を健康的に保つために必要な栄養素のほとんどを摂取することができないのは明白です。

このような一品ダイエットは極端な例だとしても、バランスの良い食事をとることをせず、ほんの少量のアイスやお菓子で食事を済ませてしまったり、小さなサラダを食べることが「ヘルシーな食事」だと思い込んでいる女性は非常に多いのが実情です。

毛根が栄養不足に陥ると髪が抜ける

このような間違ったダイエットにより栄養不足に陥ると、一体身体の中ではどのようなことが起きるのでしょうか?

私たちの身体は、食べた物を材料にしてできています。その材料が全く足りていなければ、当然ながら立派で健康的な身体は作られず、必ずどこかに歪みが生じます。

栄養が不足した場合、身体は生き残るためにまず脳や内臓などの重要な部位に栄養を配分します。最後に残るのは髪の毛や爪など、なくなっても特に命に関わりのない部分です。

つまり、栄養不足になれば、髪の毛は真っ先に切り捨てられる部分であり、栄養不足の影響が出やすい部分でもあります。あるミネラルが不足しただけで、髪の毛は簡単に抜け落ちたり、細くなったり、白髪になってしまいます。

ダイエットで特に不足しがちな栄養素は?

ダイエットをはじめると、肉を食べるのを避け、極端に野菜や果物ばかりを摂取するようになる人が多いようです。しかし、これは髪の毛にとってはあまり健康的とは言えません。

なぜなら、健康的な髪の毛を維持するための栄養素の多くは「動物性食品」に含まれているからです。

髪の毛は99%がケラチンというたんぱく質で構成されていますが、その多くを占めるのが、シスチンやグルタミン酸などのアミノ酸です。これらは動物性食品に多く含まれています。

また、髪の毛を作るために重要な役割を持つ亜鉛や鉄分、銅などのミネラルも、多くが動物性食品に含まれています。動物性食品を摂らなければミネラル不足に陥りやすく、鉄欠乏性貧血、亜鉛不足などが原因で抜け毛の増加や薄毛の原因になることもあります。

もちろん、植物性食品にもたんぱく質やミネラルは含まれていますが、動物性食品の方がより効率的に摂取できることが明らかになっています。その理由は、植物性食品には食物繊維が含まれており、栄養吸収が阻まれるためです。ですから、ダイエット中だからといって野菜しか食べないと栄養不足に陥る恐れがあります。

抜け毛が増えると、びまん性脱毛症に進行する恐れも

一旦抜け毛が増加すると、薄毛が進行してそのまま「びまん性脱毛症」になる場合もあります。

栄養不足が原因で抜け毛が増加したのなら、栄養を摂取すればまた髪は生えてくるのでは?と考えがちですが、人体はそれほど単純なものではありません。

栄養不足によって、毛根の細胞は萎縮したり死んでしまうなどのダメージを受けます。その結果、いくら栄養を与えても元の機能を回復できない可能性もあるのです。

若い人の場合は細胞の再生能力が比較的高く、新陳代謝も活発ですので回復するかもしれません。しかし、30代以上の人は新陳代謝が落ちていきますので、一度毛根に与えたダメージがなかなか回復しないというケースも多いのです。

元々頭皮がデリケートな人や薄毛が気になる人は特に脱毛症になる可能性が高まりますので注意が必要です。取り返しのつかないことになる前に、無理なダイエットは控え、健康的に体重をコントロールしていきましょう。

抜け毛が増えないダイエット方法は?

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ダイエットと言うと、まず食事制限を考えがちです。しかし、知識がないまま食事制限だけに頼ると、栄養不足に陥る恐れがあります。

やみくもに食事量を減らすのではなく、太りやすい糖分や炭水化物をできるだけ控えるようにした方がより効率よく痩せることが可能です。

髪の健康のために、たんぱく質の摂取は必須!

髪の毛の主な原料はたんぱく質であり、髪の毛の主成分はケラチンというたんぱく質でできています。つまり、たんぱく質の摂取量が不足すると、それは直接的に抜け毛や薄毛、髪質悪化につながっていきます。

たんぱく質は、髪だけでなく身体を作っていく栄養素ですので、不足すると肌荒れなどを引き起こしやすくなります。健康を維持するためにも必要な成分です。

たんぱく質は亜鉛やビタミンと同時に摂取することで吸収率が高まります。

髪の毛を作るアミノ酸はシスチン!

髪の毛はケラチンというたんぱく質が主成分ですが、このたんぱく質を構成するのがシスチンというアミノ酸です。シスチンは主に動物性食品に含まれており、鮭、クロマグロの赤身、牛肉、レバー、たらこ、カシューナッツなどに多く含まれています。

間違ったダイエット知識として、「野菜はヘルシーだけどお肉は太りやすい」というものがあります。しかし、肉を食べてもそう簡単には太りません。肉と同時に炭水化物や糖分を摂取してしまうことが問題なのです。肉を食べないと身体に筋肉がつきにくく、カロリーが消費しにくい、締まりのない身体になってしまいます。

また、動物性食品を全く食べないことで栄養不足や様々な病気になる可能性があります。代表的なものに鉄欠乏性貧血やビオチン欠乏症などがあります。これらの病気は抜け毛や白髪を増やすという症状があることでも知られています。

⇒ 髪にいい食べ物12個・弱った頭皮と髪の毛を改善するために必要な栄養素

運動でしっかりとカロリー消費!

健康的に痩せるなら、運動をするのが一番の近道です。身体に筋肉を付け、食べても燃焼できる身体作りをしていくことが大切。運動しながらのダイエットなら極端な食事制限が必要ありませんし、それによって抜け毛が増加することもありません。

お菓子を食事代わりにしない!

栄養不足・たんぱく質不足に陥る人の多くは食生活が乱れています。ダイエット中でも甘いものが食べたいからと、食事代わりにスナック菓子やアイスを食べたりしていませんか?

そのような食生活が続くと、髪だけでなく肌や内臓までボロボロになり、免疫力の低下や生活習慣病を引き起こし、寿命を縮めることにもなりかねません。

肉・魚・野菜・きのこ・海藻・豆類・穀類などあらゆる食品をバランス良く摂取することが大切です。サラダ味のスナック菓子を食べて、野菜を食べたつもりになってはダメですよ。

たんぱく質やミネラルを摂取すれば薄毛は必ず改善する?

たんぱく質やミネラルは髪の毛を成長させるために必要となる栄養素で、しっかりと摂取しなければ髪の毛に悪影響を及ぼします。しかし、これらの栄養素をたっぷりと摂取すれば薄毛の改善につながるかといえば、必ずしもそうとは言えません。

例えば、薄毛の原因がたんぱく質不足だった場合は、たんぱく質の摂取で改善が見込めるケースもありますが、既に毛根の細胞がダメージを受けていたり、死んでしまっている場合は自力での再生が望めない可能性もあります。

抜けた毛髪がなかなか回復しない場合は育毛外来で治療を受けるか、育毛剤を使用するなどして改善していく必要があります。治療と平行してたんぱく質やミネラルを摂取すれば、相乗効果でより改善が早まるかもしれません。

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